コミュニティのリピーターを増やす対策として懇親会の開催は重要か?

今年からツイッターを数年ぶりに再開し始めましたが、
Facebookと比べても若い人たちが多いなと感じます。
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そして実際、フットサルには、
HADOというテクノスポーツをやっているプレイヤーや
プロゲーマー(ゲームを職業にしている人)
といった今まで会うことのなかった方々に来ていただけましたし、
鹿児島にある体育大の学生からは、
今度の夏休みに大学の実習の一貫で
スタッフをやらせてほしい
という連絡までいただき、
出会いの幅も広がったなと感じています。
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そして先日、ツイッターでこんな投稿をした時にも
反響があり、個人的にも学びが多かったので、
今回紹介したいと思います。
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【コミュニティ参加者に次も来てもらうためにどうするべきかという時に(終了後に行っている)懇親会に誘うというのを一つの方法に置いていましたが、実際に懇親会に来たことなくても、参加頻度が高い人はいるし、初回から懇親会に来てもそれっきり来ないという人もいて、有効な方法とも言えないかなと感じています。】
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投稿に対していただいたコメント

これに対して、
実際にコミュニティを運営されているお三方からコメントをいただきました。
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1人目

「懇親会も1つの方法ではありますけど万能ではないですね。
イベント中にコミュニケーションを取れる工夫はしています。」
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⇒やはり万能ではないし、イベント中からコミュニケーションをとれる工夫は重要ですよね。
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自身がやっているスポーツコミュニティの場合は、
以前より自己紹介の時間を短めにして、運動量を確保することを重視していますが、
ゲームをやっていない休憩時間には、自己紹介の時間を設けたり、個別でこの2人がつながったら面白そうという方をつなぐようにしています。
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2人目

「難しいところですよね。僕は【参加者同士が『仲間』になる。】という事に最大の焦点を当てています。
それに基づいて
イベント内容→懇親会→その後
を想定して
コンテンツを練る、対象を誘ってみる、その後のフォローなどに力を入れています。」
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⇒ここであるのは、懇親会後のフォローも重要だなと。
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このフォローの仕方も主催者によって変わってきそうですよね。
自身のスポーツコミュニティの場合は、
集合写真や動画を撮っているので、それらを送るという名目で必ず、終了後に一度はメールするようにしています。
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3人目

「参加者を増やすアプローチはメンバーによって変える必要があると思ってまして
・人で釣る
・コンテンツで釣る
・バリュー(メリット)で釣る
の使い分けが大切ですね。
懇親会はメンバーとエンゲージメントを高めたり、約束をするのに有効で必ず設けるようにしてます」
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⇒ここで思ったのは、人で訴求する場合に、懇親会は特に有効なのかなと感じました。
ただ自身の場合は人で訴求するタイプでもないし、
懇親会を欠かさず開催するのは気疲れしてしまうんですよね。
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対策方法は他にもある

そしてさらに、こんな投稿を見かけ、しっくりきました!
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「コミュニティを形成する際、
具体的なコンテンツや人や属性で集めるよりも、
抽象化した価値観で集めた方が良いと思っている派です。
前者の方が集めやすいんですが、その後の運営がキツくなる。
後者は厳選される分、運営の過酷さは軽減されるのかなと。」
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これって正に自分自身が経験してきたことでもあるんですよね。
非常にコミュニティが盛り上がっていた時に、
「コミュニティが盛り上がっている時は嬉しく感じつつも、この先何十年もこんな感じで続けられるんだろうか?」
という疑問をもち、自分自身の負担をいかに軽減できるか?ということを考え始めました。
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その時に着手したことの一つが、
団体の価値観を明文化することでもありました。
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そしてこの価値観を明文化するのみならず、
後から、ストーリー形式でも伝えるようにしました。
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このような変化を加えたことで、
懇親会をやらなくても、共感者が増え、
コミュニティがまわり始めた実感がもてています。
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リピーターを増やすためにやるべきことのまとめ

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最初はもやもやしたままツイートしましたが、
いろいろとコメントをいただいたおかげで
頭の中が整理されました!
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リピート対策として、懇親会は一つの手段にすぎず、
参加前から、イベント中、終了後のフォローと
あらゆる場面で対策を講じることができ、
なるべくそれを自動化できると運営側の負担も軽くなってよいなと思います。
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今回は以上となります。
参考になりましたら幸いです。
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